『俳句チャンネル』に投句いただいた句の紹介(2025年1月13日(月)放送)
更新日 2025.01.10
『俳句チャンネル』に投句いただいた句の紹介(2025年1月13日(月)放送)
俳句番組『俳句チャンネル』にご投句いただいた句をご紹介します! ラジオを聴きながらご一緒にお楽しみください!(※俳号はわからないように俳句のみご紹介)この番組では、兼題にそって皆さんから送られてきた俳句を今治五七五実行委員会のメンバーが楽しく選評し一番の句「天」を決めます。その句を候補に月に一回その月の一番のお気に入り句「バリ天」を決定!「バリ天」に選ばれた句は、HAIKU LIFE MAGAZINE「100年俳句計画」の編集長でイラストレーターのキム・チャンヒさんがその句をもとにイラストを描いたハガキが送られます。さらに特典として、その句とイラストがHAIKU LIFE MAGAZIN「100年俳句計画」に掲載されます。どしどしご投句お待ちしています!
○放送日:2025年1月13日(月)10:30~11:00
(再放送:2025年1月15日(水)22:00~22:30)
○兼題:「白鳥」
餌遣りの「こーい、こーい」に鵠来ぬ
白鳥や庭はお伽の世界なる
白鳥の大胸筋や空広し
白鳥のふはつと浮いて水に着く
白鳥来餌やる爺の青バケツ
朝靄(あさもや)に枯穂餌食むや(からほえばむや)小白鳥
水面へと降り立つ白鳥耀うて
白鳥や遺影の祖父は航海士
白鳥やかじかんだ手の野球帽
三番目がVの決め手だ白鳥は
白鳥の群れや大山まで5km
白鳥にパンくず手渡し指噛まれ
黒雲の上は快晴白鳥来る
白鳥二羽噛み合ひながら走りけり
白鳥や高慢ちきな頸と嘴
白鳥の首のS字に祈るかに
爺の喪を知らぬ白鳥爺の田に
白鳥や苦見せじ妣の重なるる
明け暮れに白鳥のただ過ぎる街
白鳥とグランドピアノ弾けだす
白鳥の白きを直視できずかな
砂掘れば湯の湧く岸辺おおはくちよう
薄暮れの古城守るは白鳥か
白鳥を待つ高虎の海城よ
木漏れ日の中白鳥は息をはく
今募集中の兼題は、1月19日(日)締め切りで、「春待つ」と「冬銀河」です。
応募フォームは https://forms.gle/t2YS4cezgLeAyz6ZA
ご投句の際は、本名と住所もお書き添えください。
ラジバリのfacebookには、投句された句や次回兼題をUPしておりますのでご覧ください。
最後に!この番組はpodcastでいつでも聞くことができます。
https://podcasters.spotify.com/pod/show/haikuchannel
spotifyをインストールして俳句チャンネルを検索してみてください