『俳句チャンネル』に投句いただいた句の紹介（2025年1月20日（月）放送）

俳句番組『俳句チャンネル』にご投句いただいた句をご紹介します！ ラジオを聴きながらご一緒にお楽しみください！（※俳号はわからないように俳句のみご紹介）この番組では、兼題にそって皆さんから送られてきた俳句を今治五七五実行委員会のメンバーが楽しく選評し一番の句「天」を決めます。その句を候補に月に一回その月の一番のお気に入り句「バリ天」を決定！「バリ天」に選ばれた句は、HAIKU LIFE MAGAZINE「100年俳句計画」の編集長でイラストレーターのキム・チャンヒさんがその句をもとにイラストを描いたハガキが送られます。さらに特典として、その句とイラストがHAIKU LIFE MAGAZIN「100年俳句計画」に掲載されます。どしどしご投句お待ちしています！

○放送日：2025年1月20日（月）10：30～11：00

（再放送：2025年1月22日（水）22：00～22：30）

○兼題：「雪」

木漏れ日の中白鳥は息をはく

雪道にペンギン歩き試しみる

雪止みて温泉宿の暖簾揺る

芳一の銅像に降る小雪かな

待合に小座布団ある雪の駅

雪の夜は　いつもと違う　静かだな

寝ずの番線香の灯と雪の音

吾子歩く小さき足跡今朝の雪

大雪や車道歩道の区別なく

今日は雪気の利くバスは君乗せる

初雪をポッケで握って帰宅する

定期券ぴっドカ雪の街の朝

雪を掻く雑巾にある裏表

すり足の妻は雪道歩くプロ

雪の道子を宿す身の軽さかな

雪降って猫は炬燵で伸び伸びと

回覧板ポストにありぬ雪の朝

退院のカートに少し雪積もる

吐息止め結晶の雪降ろす袖

通学路手伸ばし車の雪集む

産廃場のタイヤへ積もりゆく雪よ

雪は降る公園の驢馬その睫毛

暗闇を三百六十度雪だ

眉に雪JAF隊員いま到着す

あり余る空からは雪出所の日

上段の格子を雪や磨りガラス

足音を家族に送る雪の朝

初雪や紅一つのせたる白ごはん

雪掻きの白バイトてふ闇バイト

今募集中の兼題は、2月2日（日）締め切りで、「寒明（かんあけ）」と「梅」です。

応募フォームは　https://forms.gle/t2YS4cezgLeAyz6ZA

投句開始は1/20（月）正午からです。

ご投句の際は、本名と住所もお書き添えください。

ラジバリのfacebookには、投句された句や次回兼題をＵＰしておりますのでご覧ください。

最後に！この番組はpodcastでいつでも聞くことができます。

https://podcasters.spotify.com/pod/show/haikuchannel

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