『俳句チャンネル』に投句いただいた句の紹介（2024年8月5日（月）放送）

俳句番組『俳句チャンネル』にご投句いただいた句をご紹介します！ ラジオを聴きながらご一緒にお楽しみください！（※俳号はわからないように俳句のみご紹介）この番組では、兼題にそって皆さんから送られてきた俳句を今治五七五実行委員会のメンバーが楽しく選評し一番の句「天」を決めます。その句を候補に月に一回その月の一番のお気に入り句「バリ天」を決定！「バリ天」に選ばれた句は、HAIKU LIFE MAGAZINE「100年俳句計画」の編集長でイラストレーターのキム・チャンヒさんがその句をもとにイラストを描いたハガキが送られます。さらに特典として、その句とイラストがHAIKU LIFE MAGAZIN「100年俳句計画」に掲載されます。どしどしご投句お待ちしています！

○放送日：2024年8月5日（月）10：30～11：00

（再放送：2024年8月7日（水）22：00～22：30）

○兼題：「夕焼」

宝厳寺山門越しの夕焼空

夕焼をスケートボードひと回し

夕焼や後ろ歩きに種を蒔く

夕焼けて父によく似た声の鳥

夕焼けや吾子負う丘の帰り道

夕焼に火起こす父とピーマンと

銀色の夕焼滲む湯船かな

帰り道夕焼け空を背負って（しょって）行く

夕焼の薬局のど飴をもらふ

大夕焼へ惜敗の子らのバス

夕焼に終うひと日の有り難き

夕焼けを烏に追はれ下校の児

大夕焼バット担いで子ら帰る

デイケアに預け夕焼消えゆけり

夕焼けや一重鉤鼻段カット

夕やけの海岸　日に焼けた背中

夕焼けの彼方にあらむガンダーラ

大夕焼巨漢の吾の小さきこと

夕焼や低いド出せたリコーダー

夕焼や父を支えて露天風呂

夕焼けやたて笛光る歩道橋

夕焼やああまた餃子焦げついた

母を待つ夕焼へ歩道橋聳ゆ

夕焼けや猫の毛光る床の上

夕焼けやハムカツ二枚まけとくね

働いたこの夕焼けを見んがため

夕焼雲はるか決壊する砂場

「しまなみ」の激坂漕ぎし大夕焼

今募集中の兼題は、8月11日（日）締め切りで、「秋めく」と「秋の蝶」です。

応募フォームは　https://forms.gle/t2YS4cezgLeAyz6ZA

ご投句の際は、本名と住所もお書き添えください。

ラジバリのfacebookには、投句された句や次回兼題をＵＰしておりますのでご覧ください。

最後に！この番組はpodcastでいつでも聞くことができます。

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